TOP > きゃりママチャンネル

2012年9月10日

働くママ必見!毎日ハッピー♪子育てコミュニケーション講座vol.1『何より大切な信頼関係』

投稿者
本田千織 HondaChiori [商社勤務]
本の出版(現在二冊目を目指して活動中)や地域情報紙『テニテオ』に子育て講座を連載しています。
会社員として商社に勤務しており、現在育休中です。得意はIT系。

vol.1『何より大切な信頼関係~ラポール~』

みなさん、はじめまして! 
このたび、『キラきゃりママ』で子育てコミュニケーションに
関するコラムを執筆することになりました、本田千織です。

この講座では、働いているママたちが短い時間で
子どもとよりよい関係を築くためのコツを教えたいと思います。
また、子どもとの接し方のほか、パパや職場でのコミュニケーション
方法も伝えていきたいと思います。

さて、人と人が仲良くなるために一番大切なものは
何か知ってますか?

答えは「信頼関係」です。
タイトルに「何より大切な信頼関係」と書いてあるので、
全員正解だったのではないでしょうか?(笑) 
「信頼関係」をコミュニケーション学の世界では、「ラポール」(フランス語)と言います。

では、ラポールがなぜ、何より大切だと言われるか、わかりますか?

ちょっと想像してみて下さい。

とても信頼している人から、「あなたって、わがままなところあるよね」と
言われたら、どう感じますか? 
心の奥がザワザワして、「え、そんなことないよ」なんて反発心が起きつつも、
「本当に!?どんなところが?」と話を聞いてみようという気になりませんか?

では逆に、大嫌いな人から「あなたって、わがままなところあるよね」と
言われたら、どう感じますか? 
自分のことを省みるなんて気にはまったくならず、「あなたに言われたくないわ!」など、
心の中は反発心でいっぱいになりませんか?

同じ言葉でも、相手によって、これだけ受け取り方が異なります。
ラポールがあるかないか、つまり、信頼関係が築けているかどうかの違いです。
一緒にいる必要がない相手となら、ラポールがなくてもあまり問題はありません。

でも、大切な子どもだったら?

ママは子どものために、色んなことを伝えようとします。
でも、言っても言っても、子どもは耳を貸そうとしない・・・。
なんてことが起きてしまう。これは大問題です!

また、子育て以外でも、例えばパパや職場の上司・同僚などとは
どうでしょう? 
ラポールが築けていなければ、一緒にいるとき、その場に流れるのはつらい空気、そして関係はギスギス。

一緒にいる時間が長い相手ほど、「そんなつもりで言ったんじゃないのに」、
「そんなこと言うなんて、嫌がらせ?」などという感じで、
どんどん気持ちがすれ違ってしまいます。

そんな苦しい関係にならないため、お互いを理解し、
楽しい毎日を送るためには、ラポールが何よりも大切なんですね。

では、どうしたらラポールを築けるのでしょうか?

それを毎回、講座の中で伝えていきたいと思っています。

今回の話はこれでおしまい!では、肩すかしでしょうから、
一番簡単で、一番に奥の深いコツを教えますね。

それは、子どもの話をただ「なるほど」とうなずきながら聴いてあげること。
否定したり、途中で自分の考えを挟んだりせず、おだやかにあいづち
を打ちながら「へえ、そうなんだ~」と耳を傾けてあげて下さい。

これが「聴く」(傾聴)というコミュニケーションスキルです。
そう、これは「スキル」なんです。
「ただ話を聞くだけなんでしょう?」と思う方も多いでしょうが、
実は難しいスキルでもあります。

子どもが「今日、宿題忘れちゃって」と話し出したら、
「へえ、そうなんだ~」と言うより前に、
「ちょっと、なにやってるのよ!」と思わず突っ込んでしまいませんか? 
小さい子が「今日、○○くん、叩いちゃった」と言ったら、
「うんうん」と続きを聴く前に「ダメでしょう!」と言いたくなりませんか?

大丈夫です。これ、普通の反応です。(笑) 
こんな風に突っ込みたくなるのは、親として当たり前だと思います。

でも、せっかくコミュニケーションのコツを学ぶのだから、
これからは、子どもにお説教したり、突っ込んだりしたい気持ちを
ぐっと抑えて、まずは「へえ~」、「うんうん」、「それでそれで?」などと、
「あなたの話をもっと聴かせて」と言う気持ちであいづちを打ちながら、
話を聴いてあげて
下さい。

きっと、子どもは「お母さん、なんか、いつもと違う」と感じながら、
いろいろな話をしてくれますよ。
料理や洗い物をしながらでも、もちろん大丈夫。でも、「ちゃんと聴いているよ」
というメッセージは送ってあげて下さい。
たまに目線を合わせる、あいづちを打つ、うなずくなどで十分伝わります。

最後に、なぜ「聴く」ことがすべての人に通じるコミュニケーションのコツなのかを説明します。

人は誰もが「自分の話を聴いて欲しい」と思っています。
もっともっと話を聴いて、私のことを理解して欲しい、そう思っています。
だから、話を聴いてくれる人を「この人は私のことを分かろうとしてくれる」と感じて、
「この人はいい人=信頼できる人だ」と思うのです。

ぜひ、「あなたのことをもっと知りたい」という気持ちで、
子ども、パパ、職場の人、あなたが接するさまざまな人の話を聴いてみて下さい。

きっと、誰もがあなたを信頼し、あなたを好きになり、
いろいろな話をしてくれるようになりますよ。

◆□◆ 今回のまとめ ◆□◆

(1)人間関係で一番大切なのは信頼関係(ラポール)が築けていること
  ⇒ 信頼関係がなければ、どんな素晴らしい言葉も受け入れてもらえない
   ⇒ 信頼関係を築いて、素敵な関係を作ろう!

(2)人は誰もが「自分のことを理解して欲しい」と思っている
  ⇒ 人は自分のことを理解しようとしてくれている相手を信頼する
   ⇒ 「あなたのことをもっと知りたい」と思い、あいづちを打ちつつ話を聴いてみよう!

関連URL
【本田千織】 現役ワーキングママのにこにこ子育て話
http://ameblo.jp/mama-gaku/