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2016年8月26日

女性が働きやすい会社は? 上 (気になるキーワード)

投稿者
キラきゃりママ編集部 キラキャリママヘンシュウブ [Editorial department of Kira-caree Mama]
働くママとプレママのためのポータルサイト『キラきゃりママ』の編集部です。
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Web「東洋経済ON LINE」で、「女性が働きやすい会社ランキング」が発表されました。
ベスト300のうち、上位企業のポイントをおさえながら紹介したいと思います。
http://toyokeizai.net/articles/-/131294

ランキングは、同社発行の『CSR企業総覧』2016年版に掲載された1325社の
人材活用データを基に、「女性活躍」「育児・介護」「働きやすさ」の3分野に分けてポイント化し、
作成されたもの。
「女性活躍」の指標には、女性の社員数や管理職比率、勤続年数などが、
「育児・介護」は産休期間、育休からの復職率、育児サービス費用の補助制度の有無など、
そして「働きやすさ」の分野には、30歳の平均賃金や有給休暇の取得率、
勤務形態の柔軟化に関する諸制度といった項目が含まれています。

ランキングを見てみましょう。上位3位は
1位 三越伊勢丹ホールディングス
2位 資生堂
3位 富士通
となっています。

三越伊勢丹ホールディングスは、2年連続の1位とのこと。
同社の特徴は、百貨店ということで、社員のほぼ半数が女性、しかも女性社員は
30代、40代の働き盛りの比率が高く、管理職候補も多いという点です。
日本の女性の就業率で言われる「M字カーブ」という現象、30-40歳代の働き盛りの
女性たちが結婚や出産によって離職し、就業率が低下しているという一般的な
問題とは対照的ですね。
育児・介護の制度面では、育児休暇は3年、介護休暇は1年間取得可能と充実。
一方で、長く休むことによるキャリア形成への影響も考えられています。
対応策として、早くフルタイム勤務に復帰できるようにと、シフト固定のフルタイム勤務設定、
短時間勤務の一時的時間延長の制度があります。
また、育児中の社員のための「ワーキングマザー情報交換会」という企画には、月給制契約社員も参加できます。
契約社員から正社員への道も開けており、これまで累計400人が契約社員から転換と。
そのほか
・有給休暇取得率は82.3%
(2年間で失効する有休を積み立て、育児や子どもの学校行事などの理由で取得できる
「ストック有休制度」あり)
・コアタイムなしのフレックスタイム制度
・残業時間は月5.7時間
・年1回の社内公募制度、FA制度、キャリア形成支援
など。

               ◆   ◆
女性活躍の先進企業として名をはせており、昨年には「資生堂ショック」で騒がれた同社は、
2年連続の2位です。
「女性の活躍」のポイントは全体トップでしたが、「育児・介護」と「働きやすさ」の点で
1位に及ばなかったようです。
女性が従業員の過半数を占め、育児中のビューティーコンサルタントの代替要員を確保し、
配偶者の転勤に同行しても仕事を続けられる環境などが整っています。
啓発活動も活発で、女性社員や女性管理職向けのセミナー、男性社員の育児参画のための
企画などがあります。
長時間残業を減らすための「消灯施策」、「定時退社デー」の取り組みも。

               ◆   ◆
3位の富士通は、女性社員は全体の15.4%と低いのですが、勤続年数が17.8年と長く、
働きやすさを証明しています。
退職した社員の再雇用制度があり、配偶者の転勤のため退社した人なども復職できます。

4位は富士フィルムホールディングス、明治安田生命保険の2社が同点です。
保育料の補助制度、検診や学校行事参加のための休暇制度などがありました。

これ以下にランクインした企業の取り組みも含め、上位企業を見ていくと、
女性が働き続けるためのさまざまな制度が充実しているだけではない特徴が浮かびあがります。
「上司や同僚などを巻き込んだ社内の雰囲気づくりも重要なポイントになりそう」と評価されていました。

(「女性が働きやすい会社 下」へつづく)
http://kiracareemama.com/2016/08/26/15182

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